高級生地「英ハリスツイード」安値乱売のなぜ

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    いま100年以上の長い歴史の中でもっとも注目されている、ハリスツイード。

    その魅力に弊社も惹かれ、ビンテージのハリスツイードジャケットをはじめ、

    いつの間にやらオリジナルのバッグも製作することとなりました。

     

    ROYAL BROWN

    http://royal-brown.com/

     

     

    全国各地でのポップアップショップの中、多くのお客様とお話をさせていただきました。

    もともと、ハリスツイードをご存じな方は、懐かしい思い出をお話し頂くことも。

    「昔、ヴァン・ヂャケットで初めて知って一生懸命お金貯めて買ったんだよ〜。」

    「もう若い時に買って30年物だよ!冬の相棒なんだ。」などなど。

    お客様が青春時代を振り返り、エピソードを話してくださった時、みんな優しい目元になります。

    販売員としては、長い年月をかけてお客様に寄り添ってきた衣服の話がたまらなく愛しく感じたりも。

    こんなエピソードが聞けるのは、手織りで作られた頑丈なハリスツイードならではかと。

     

     

    しかしながら、昨今の空前のハリスツイードブームのなか、

    そういった美しいエピソードからは遥かに遠い距離に位置する話を耳にすることもしばしば。

    そして、それが業界内では問題視とされており、その事を簡潔にまとめた記事がこちらにありました。

     

    高級生地「英ハリスツイード」安値乱売のなぜ (東洋経済オンライン)

    http://toyokeizai.net/articles/-/152704

     

    街中では、ほんの少しだけハリスツイード生地とタグを貼り付け、

    ハリスツイードの商品として販売されているのを良く見かけます。

    これに見慣れてしまったお客様から「この良く見かけるハリスツイードってバッグブランドなんでしょ?」と問い合わせを受けた時はさすがにビックリとしました。

    多くのハリスツイードファンが感じていることなのでしょうが、タグが独り歩きしているような状態。

     

    スコットランド北西部に位置する、およそ島民2万人のハリス島。

    土地を形成するのはピートと呼ばれる泥炭で出来ており、そのため背の高い樹木が育たない。

    農業で生計を立てるのは難しく、島の主な産業は漁業と、

    100年以上も前から島民が手織りの機械で織り続けてきたハリスツイード。

    寒く、過酷な土地の生活を、経済的に支え、包み込んで来た生地がハリスツイードです。

    世界的に見ても、かの土地でしか産まれえなかったオンリーワンの個性と魅力がある生地なのです。

     

     

    良いものが、良い認識で人の生活を彩っていく。

    ファストファッションの当たり前となった現代では、

    物の価値を考えなければいけない時代になってきていると感じます。

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