やっと帰国しました。
4日ほどたち、時差ボケも徐々に回復して来た加藤です。
ニューヨークとの時差が13時間のため、まさに昼夜逆転状態。
完全復活は1週間くらいかかってしまうかもしれませんね。
さて、フェイスブックページでは買付商品をアップしていましたが、
こちらではオフショットをご覧いただけたらと思います。
買付の匂いや空気感のようなものが感じて頂けたらと。
関西国際空港から一旦、羽田空港で乗り換え、アメリカへ。
JFK空港までは13時間弱の飛行時間。
到着後、すぐにレンタカーを借りて仕事となるため、
機内の睡眠管理や体調管理をしておくのも重要です。
眠気のあるままのドライブは危険ですからね。。。
空港内のレンタカー会社で大きめのバンを借り、
そのままブルックリンへ。ちなみにこの時、気温は2度ほど。
馬場いわく、今までのこの時期の買い付けでもっとも寒いとのこと。
これが、後日にはとんでもない天候を味わうことになりました。
到着日は土曜日だったので、フリーマーケットを偵察。
大きなマーケットでは思わず良い物と出会えることがありますし、
こちらがバイヤーだと分かると、ヴィンテージディーラーが声をかけてくることも。
ちなみにこちらは元銀行であった建物だそうです。重厚感が素晴らしい。
マンハッタンブリッジを渡って、移動。
夜は100万ドルの夜景。ここの景色は最高ですね。
もし車で移動するような機会があればぜひに。
ニューヨーク名物の渋滞と、運転マナーにはご注意ですが。。。
ハイウェイに乗って、車はニューヘイブンへと。
アイビーリーグでも有名なイェール大学のキャンパスでも有名な土地ですね。
この辺り、なんだか雰囲気が落ち着いていて素敵です。
イェール大学の門構えも素晴らしいですが、タイミングが合わず、写真に残せませんでした。
ネット上に画像ですが、下記に。ニューヨークとはまた違う雰囲気なのです。
そしていよいよボストンへ。
我々の敬愛する「ボビーフロムボストン」へ向かう前にこちらへ。
50年以上愛される地元の名店へ。
クラムチャウダー、ロブスターロール。
海鮮が有名な土地なので海の幸を利用した物が多いのも特徴です。
そのため、アメリカのトラッドメーカーはロブスター柄のアイテムを作ったりもしています。
いわゆるソウルフードなのですね。
目の前にはRevere Beach、アメリカの最も古いビーチです。
シーズンオフの今は落ち着いた雰囲気でそれはそれで良いのですが。。。
しかしながら今回の旅は、いかんせん極寒のアメリカ。
波打ち際は残った水分と塩分が凍り付き、幻想的な模様を描き出しておりました。
のどかに外で食べようか、と束の間のバカンスを楽しむつもりでしたが
すぐさま車へ舞い戻る我々でありました。
そしていよいよ、買い付け先へ。
ボビーグループで働く、エディやオットーがウェアハウスで待っています。
エディはヴィンテージアイテムを厳選してセレクトしてくれています。
こちらでもおかげ様で良い物が購入出来ました。
オットーはとにかく凄い物量。
しかし、丁寧にダメージを見ていかないと大きな傷があることがあります。
彼にそれを聴くと、ハリウッド映画の衣装で貸し出すことが多く、
あまりダメージは関係ないのだと、なるほど。と頷く我々。
と、久しぶりの再会と、まとまった量の買い付けに少し安心する我々。
しかし、彼らと話していると、「明日のブリザードはどうするの?」とのこと。
なんでも、明日からはブリザードの予報が出ており、どんな店もクローズだろうし、
車で移動することも危険だから止めたほうが良いとのこと。
こればっかりは天に祈るしかないので、モーテルに戻り、明日を待つことに。。。
翌朝、しっかりとブリザードがボストンを襲いました。。。
ニュースでも被害海岸のブリザードを中継中。
さしずめ、日本なら台風中継といったところでしょうか。
試しに徐行運転で近所のアンティークショップを覗いたところやはりクローズ。
仕事にならないので、モーテルで一日足止めをくらってしまいました。
翌日、嘘のように空は快晴。しかし、車からつららが。
フロントガラスには雪がびっしりとこびりつき、
洗面台のお湯を何度も汲んではかけ、汲んではかけ、
溶けだしたころやっと車が動けるようになりました。
いよいよ、ボビーフロムボストンへ。
店主ボビーは亡くなってしまったものの、娘のジェシカさんが運営しています。
名店であることは変わらず、色々なヴィンテージショップへ行くと分かりますが、
まずこんな店ありません。内装や商品も、どこか良いヴィンテージショップの匂いというか。
とにかくここは我々にとって特別なお店なのです。
これからもボストンの名所であると思います。
ボビーフロムボストンよ、永遠なれ。
この翌日からニューヨークへ戻るのですが、またこれは後日。
僕が明日から名古屋出張となるので、そのあとになります。
アメリカ買付中のドライブミュージックは数あれど印象的なのは
Van morrisonのCaravan。
アイルランド生まれのシンガーである彼は、アメリカの泥臭い音楽に傾倒し、
Moondanceという名盤を作り上げる、中でも白眉なのがこの曲。
調べると彼も過去にボストンへ滞在したそうだ。
アメリカの広い空の下、ハイウェイでこれを聴くのは音楽ファンとして
なんとも至福の時間でした。
スタッフ 加藤
3/29〜4/3
JR名古屋高島屋百貨店 10階 催事会場
英国展
4/4〜4/9
福岡三越百貨店 9階 催事会場
英国フェア
4/19〜4/25
西宮阪急百貨店 2階 トップステージ
ポップアップ&ヴィンテージフェア(仮)
4/26〜5/7
JR京都伊勢丹百貨店 6階 エスカレーターサイド
ポップアップショップ
5/10〜5/16
うめだ阪急百貨店本館 9階 催事会場
ニューヨークフェア