後に英国好きからは伝説と呼ばれるのかもしれませんね。
そんなアウターウェアが入荷いたしました。
その名もゴルファージャケット。
これだけで、グレンフェル×コーディングスの別注モデルを
思い出した方は相当なブリティッシュ通かと。
その名の通り、英国でゴルフスポーツの際に着用されたのがこのゴルファージャケットです。
しかしながら、今回紹介するこちらはただのゴルファージャケットではありません。
英国に精通するとある我々の大先輩が、パターンを一から引き直し、
生地も、もっとも英国らしいものを採用し、英国の工場を指定、
何度も試作を重ね完成したのがコチラ。
襟を立ててもバッチリです。
縫製国はもちろん、メイドインイングランド。
もう少し上にはショップタグが写りますが、ネット上では内緒にしておきます。
広まって欲しいような、広まって欲しくないような。。。
こんな名作はひっそりとお客様たちだけの中で味わいたいような。。。
そんな複雑な思いもあり、今回は伏せておきます。
かつてバーバリー社の生産を手掛けた英国の工場を探し出し、製作してもらったというこだわりも。
素材は後で説明しますが、とても縫製が難しいことでも知られる素材です。
その大先輩も絶賛する縫製の上手さはさすが。
ミシンステッチの入り方にどこか独特の色気があり、ホンモノの香りが漂っています。
こういった事って言葉では言い表せられないですよね。。。
バーバリーのレインコートを生産していた時期に、この技術が養われたのではないか、
とはその大先輩の弁。
その形はスティーヴ・マックイーンも着用したことで知られる、
バラクータのG9にもよく似たデザインではありますが、
大きな違いの一つとしてはゴルフボールを入れるポケットが備わっていることでしょう。
もちろん、現代でゴルフに使用するのもバッチリです。
右後ろにポケットが。
こちらはネイビー。オリーブとの2色展開です。
(どちらも本当に良い色っ!!)
素材には英国空軍が開発した超高気密素材、ベンタイルクロス。
コットン100%、これがまた素晴らしいところです。
現代では、ポリエステル製のものも登場しましたが、こちらは紛れもないコットン100%。
透湿性と、耐久性は折り紙付き。採用したことで英国空軍の戦死者が激減したという逸話も。
試しに水をかけてみました。コットン100%でこの撥水力!!
表面に加工をかけているわけでもなく、ゴアテックスのように中にフィルムを入れているのでもありません。
そして、オイルドクロスや、ゴム引き素材のように取り扱いが難しいこともありません。
実は、昨年秋にこの生地を使用した、ステンカラーコートをこっそりと入荷し、
着用しておりましたが急な小雨にも全く濡れることが無かったです。
これがベンタイルクロス。素晴らしい素材です。
ウェストにはアジャストベルトが。
デザインとしては実にシンプル。
でも、紳士服ってこれくらいでいいですよね。
今回の入荷は2着のみです。
気になる方はお早めにご連絡ください。
スタッフ 加藤
2/16〜2/22
池袋西武百貨店
暮らしの中の骨董マーケット
2/22〜2/27
静岡伊勢丹百貨店
英国展
3/7〜3/9
アジャスタブルコスチューム
展示会
3/29〜4/3
JR名古屋高島屋百貨店
英国展
4/19〜4/25
西宮阪急
ポップアップ&ヴィンテージフェア(仮)
4/26〜5/7
JR京都伊勢丹百貨店
ポップアップショップ
5/10〜5/16
うめだ阪急百貨店本館
ニューヨークフェア